ディジュリドゥ(Didjeridoo)はオーストラリアの先住民アボリジニの楽器で、主にお祭りや儀式の時に使われます。
この呼び名はその音を聞いた白人が「ディジュリドゥ〜〜ディジュリドゥ〜〜」と聴こえたことからつけられています。
部族によって様々ですが「Yidaki(イダキ)」「Mago(マゴ)」「Yigi Yigi(イギイギ)」などと呼んでいます。
世界最古の管楽器とも言われ、ユーカリの木の中身をシロアリが食べ、立ち枯れたものをアボリジニが見つけ出し
中身のおがくずを取りシンプルな筒状になったものにアートなどを施します。
単純に口を筒になっている穴につけ、吹くだけですが、循環呼吸という奏法が特徴で口に溜めた空気を頬の力で押し出し、
肺を使っていない間に鼻で息を吸います。
これを繰り返すとちゃんと息継ぎをしているのに音が途切れることはありません。

奏法にもあるようにこのディジュリドゥのポイントは循環。
循環から生み出されるデョジュリドゥの振動は身体全体に響き、いろいろな部分を緩ませます。
その音はまさに大地の響きです。

2011.4.24

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